まったく同じ部屋を二つ用意し、片方にドラム型のペンダントを、もう片方にテーパー型のコーンを吊ると、まるで別の家のように感じられます。形は、照明選びで最も大きな決断です——色よりも、サイズよりも。なぜなら、一日中目にするシルエットと、夜にシェードが描く光の模様の両方を決めるからです。当スタジオでの考え方を、形ごとにご紹介します。
ドラム:頼れるモダニスト
真っすぐな側面、上下同じ径。ドラムは照明の中で最も懐の深い形です。テクスチャとカラー次第で、ダイニングテーブルの上ではミッドセンチュリーに、寝室では北欧風に、キッチンではインダストリアルに見えます。壁面が垂直なので光が上下に均等に広がり、天井にはやわらかな明かりを、足元にはたっぷりとした光の溜まりをつくります。迷ったらまずここから。LOLAは繊細な編み目をまとったドラム型で、ベストセラーなのには理由があります。

テーパー:方向を持つクラシック
上より下が広い形(またはその逆)。すぼまりは光に狙いをつけます。下が広いテーパーは光をテーブルやカウンターに押し下げるので、キッチンの定番ペンダントはテーパー形なのです。角度が急なほど、光の溜まりは絞られます。上下を反転させれば(上が広い形)、天井を洗うような建築的な表情になります。
ドーム:柔らかく、親密に
ドームは電球を包み込み、ほぼすべての光を下方へ、あたたかで引き締まった円として落とします。読書コーナー、ベッドサイドのペンダント、バーカートなど、全体を明るくするより輪郭のある明かりが欲しい場所にぴったり。ドームには落ち着きがあります。電球色のLEDと質感のある仕上げを合わせれば、シェードそのものが部屋の空気になります。

球形とふくらみ形:個性派の担い手
MARISAのようなボヘミアンペンダントをはじめ、中央がふくらむシェードは、光を一度に二方向へ放ちます。実用のために下へ、そして雰囲気のためにふくらみのテクスチャを通して。存在感のある形なので、キッチンアイランドの上や階段室など、余白のある場所で最も映えます。

ファセットと多角形:エッジのある光
曲面ではなく、平らな面の集合。ファセットは面ごとに光の捉え方が違うので、周りを歩くとシェードの表情が移ろいでいきます。六角形や八角形の断面は幾何学的でモダンに、三角形や四角形は大胆でグラフィックに見えます。部屋が丸みのある形ばかりなら、ファセットのペンダントが絶好のアクセントになります。

カスタム:部屋が特別な形を求めるとき
どれもしっくりこないこともあります。棚をかわすために首を長くしたい、中心からずれた配線ボックスを隠すために裾を広げたい、狭い廊下で邪魔にならないよう楕円にしたい。そのためにランプシェードデザイナーをつくりました。シルエットを自分でドラッグし、丸から八角形、手描きまで好きな断面を選び、テクスチャを加えれば、価格がリアルタイムで更新されます。すべての曲線をプリント可能か検証するので、デザイナーが認めた形は30色以上でおつくりできます。
さっと見るチートシート
- ダイニングテーブルやアイランド:ドラムか下が広いテーパー。幅はテーブルの1/2〜2/3が目安。
- ベッドサイドや読書コーナー:ドームを低めに吊る(天板から約50〜60 cm)。
- 玄関や階段室:ふくらみ形かファセット。見せ場にこそ価値があります。
- 狭い場所:楕円か、細身のカスタムシルエットで通行の邪魔をしないように。
- 配線のない賃貸:上記のどれでもプラグ式コードキットで対応可能。配線不要の取り付けガイドをご覧ください。
まだ迷っていますか?デザイナーを開いて、お部屋を思い浮かべながら二つ三つの形を試してみてください。試すのは無料、3Dプレビューが頭の中の想像を肩代わりしてくれ、どのデザインもその場で実際の価格を表示します。もしくは完成済みコレクションをご覧になり、形のほうから選ばれてみるのも。